2014年10月31日金曜日

【第1展示室】長谷川貞信画塾 第37回 萌黄会日本画展

ただいま第1展示室では【長谷川貞信画塾 第37回 萌黄会日本画展】を開催しています。
















萌黄会では、日本美術院特待、有秋会代表をつとめておられる五世長谷川貞信先生が指導をされています。
今回は会の方による32点に加え、賛助作品1点が展示されています。
































こちらの作品を見ていて、まず目を惹かれるのはその質感。建物の壁やバックなど、漆喰にも似た厚みを感じます。
会の方にうかがうと、モチーフの描写、または意匠のために絵の具を何度も塗り重ねて仕上げていくのだそう。
ほかにも彫り塗りという技法で描かれた作品など、そうした面でも興味はつきません。

※彫り塗り―最初にひいた描線を塗りつぶさずにこれを生かして彩色する技法。


































そして、展示室正面には長谷川貞信先生による賛助作品「御神渡り」。
こちらは近松半二作・本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)を題材に描かれた作品で、
作中に登場する八重垣姫が諏訪法性の兜の力を借り、許嫁の勝頼に危機を知らせるクライマックスの場面。
雪や氷の質感など画像では伝えきれない豊さがあり、国立文楽劇場の絵看板を手がけられている先生ならではの作品です。
ぜひ、みなさまお誘い合わせのうえお越しください。

[期間] 10月31日(金)~11月5日(水)
[開館時間]10:00から19:00まで ※11月5日(水)は18:00終了
[入場料] 無料