2015年5月23日土曜日

【第1展示室】 かな書/曽田昌子

ただいま第1展示室では【曽田昌子 かな書展】を開催しています。

曽田昌子先生の米寿を記念し、万葉集、日本書紀など句の書道作品約20点を展示しています。

書を志すことになったきっかけを伺ったところ、
ご主人のお父様が漢学者で、ご主人が漢文を習っておられました。
その様子を見ておられるうちに興味を持つようになり、教わるようになったそうです。

終戦後、教職に就かれたご主人の知り合いを通じ
師となる日比野五鳳先生(芸術院会員、水穂会前会長)を紹介され、かなと漢字も習うことになりました。
三十三歳の春だったそうです。
昔を懐かしむような感じではなく、つい最近の出来事のようにお話されるその様子から
五鳳先生との出会いをとても大切にされていて、感謝されていることが伝わってきました。
そんな五鳳先生の作品も入り口を入って正面に飾られています。

こちらの屏風の作品は、ついこの前書かれたという最新作です。
曽田先生が大好きな龍之介と虚子の句です。
とても短い句で他の作品とは少し違った印象を受けますが、
屏風に飾られることにも思いの深さを感じます。

作品を見て感じる繊細でやさしくかわいらしい印象は、来訪されるお客様一人ひとりに気さくに話しかけ、
丁寧にお礼を言われる先生のお姿そのもののように思えます。
今回展示された数々の作品をご覧になると、そうした印象を持たれることでしょう。
是非みなさまお誘い合わせのうえお越し下さい。


[期間] 5月22日(金)~5月27日(水
[開館時間] 10:00から19:00まで ※5月27日(水は18:00終了
[入場料] 無料