2015年6月12日金曜日

【第2展示室】クラフト樺展

ただいま第2展示室では「クラフト樺展」を開催しています。
クラフト樺は京都・丹後半島で活動されている、オリジナル家具・オーダー家具の工房です。
















クラフト樺では、ご主人の大野博史さんが家具などの木工を、
奥さまの久美子さんが織物・草木染めを制作されています。
以前は大阪で建築関係のお仕事をされていたという大野さん。
ものづくりが好きだったことから、だんだんと最初からから最後まで仕事を自分の手で完結させたい、という
思いを抱かれ退社。その与謝郡の加悦工芸の里へ移り、現在の工房を始めたそうです。





































オーダー家具、というとなんだか高嶺の花のように感じますが、
大野さんの元には結婚を控えた若い方が新居に、と相談に来られることもあるとか。
会場に置かれている家具のおおらかな存在感や、木ならではの質感を活かした柔らかさが
広く人をひきつける魅力なのかもしれません。

































上の写真は奥さまの久美子さんが手がける草木染めのストール。
ひとつひとつ、何の植物で染められたのか分かるようにタグが付いています。
なかには黒米で染められたものも。お話によると、はじめは食べるつもりで買い、
そのままうっかり数年経ってしまった黒米がお家にあったのだそう。
普段は食べ物を染料に使うことはしないそうですが、そのままではもったいないと思いきって染めたところ、
何とも美しいグレーのストールになったそうです。
ほかにも、同じ種類の草でも時期によって色合いが全然ちがうこと、これから使ってみたい染料のことなど、
とても楽しそうにお話くださいました。
















工房の周りは「鹿とイノシシばっかり!」と笑ってお話される大野夫妻。まちなかで過していると
自然にかこまれた生活も、そうした中でものづくりを続けることも想像することしかできませんが、
こうした手仕事で生み出されるものにふれることで、少し暮らしの意識も変わるかもしれませんね。


クラフト樺ホームページはこちら→http://craftkaba.web.fc2.com/index.html

[期間] 6月12日(金)~6月17日()
[開館時間] 10:00から19:00まで ※6月17日(水)は18:00終了
[入場料] 無料