2016年11月4日金曜日

【第2展示室】兄妹展「阿吽」の呼吸 木の葉天目(陶)・書 /兄妹展・斎藤成子

ただいま第2展示室では「兄妹展「阿吽」の呼吸 木の葉天目()・書 」を開催しております。
















こちらは兄の斎藤遊星(ゆうせい)さんによる陶芸作品と、妹の斎藤菁紅(せいこ)さんと
生徒さん達による書作品の展示で、くずアートギャラリーでは2回目となります。
遊星さんが手がけておられるのは「木の葉天目」という技法で作られた陶芸作品。
桑やコウゾ、椋の葉など、乾燥させた木の葉を陶器に焼き付けて模様にします。
写真下のお皿に焼かれているのは梶の葉。交野市にある機物神社の御神木のもので、
秋になると分けていただくのだそう。
切り絵のようにも見える変わった形の木の葉ですが、地元の方には親しみ深いものなのでしょうね。
葉も土も自然のものなので、器が焼き上がるまでは、素材の持つ美しさがどのような姿で現れるかは分かりません。
「自然の持つ力を引きだすのが僕の役目というか、いつも窯を開けるときはドキドキします」と
お話しされていました。

















そして、書作品は斎藤菁紅さんと、「書・あとりえ うさぎ(遊月会)」の生徒さんが出展されています。
今回のテーマは「阿吽」。物事の始めと終わりを指すとともに、対になるものを表すのにも使われる言葉です。
兄・妹、また生徒さんとの「阿吽の呼吸」を感じていただける展示を、と選ばれました。
また、音としての「あ・うん」に、言葉の始めと終わりというイメージも重ねているとのこと。
同じ言葉でも、一作ごとに違う表情があります。

















また、表装も見どころのひとつです。
菁紅さんがお持ちになっていた布から選んで、業者の方にデザイン案を伝えて
作っていったものもあるそうです。
布は着物地、ご家族が着ていらした服など色々な素材が使われており、
どことなくシャープな雰囲気を醸し出しています。
下は生徒さんの作品から。今回のために制作されたものに加え、
進級試験として書かれている課題作品も展示されており、日々の研鑽がうかがえます。


















ちなみに、遊星さんの木の葉天目作品は一部販売もされています。
どうぞお誘い合わせの上お越しください。

斎藤遊星さんのブログ:木の葉天目☆七夕工房だより



[期間] 11月4日(金)~11月9日(水)
[開館時間]10:00から19:00まで ※11月9日(水)は18:00終了
[入場料] 無料