2016年12月9日金曜日

【第1展示室】 阪口秀岳先生遺墨展/秀岳遺墨展実行委員会(書)

ただいま第1展示室では【阪口秀岳先生遺墨展】を開催しています。


当ギャラリーでは2009年から昨年まで【秀岳書芸院展】を開催されていました。
残念ながら昨年の暮れに阪口秀岳先生が急逝され、
今回は先生の生前の作品と、お弟子さん方による作品が展示された遺墨展となりました。

こちらは阪口秀岳先生による「天のはらふりさけみれば」(阿倍仲麻呂)
昨年の秀岳書芸院展では、ご来場の皆様がまず最初に目にする作品でした。


今回は「はら」が漢字の「天の原ふりさけみれば」も展示されています。


こちらは先生が生前お使いになっていた道具。
数々の素晴らしい作品がここから生み出されました。


お弟子さん方による作品は、先生との思い出の作品が展示されています。
「先生はどんな人でしたか?」とお聞きしたところ
「とても優しい人でした」とみなさんは仰っていました。
中には「しつこかった・・・」という声もあり、笑っておられましたが、
「書道には妥協を許さない人」ということでした。

こちらの作品は高島秀波さんの「波」
ご自分のお名前にも使われている字ということで
思い入れも強く、なんと三千回も書き直されたそうです。
納得する字が完成するまで秀岳先生はずっと付き合って下さったそうです。


先生とお弟子さん方の強い信頼関係を感じました。
お弟子さんの皆様の中にはこれからも秀岳先生は生き続けます。

今回のような展示をしていただいて、秀岳先生もきっとお喜びだと思います。
きっとどこかで見守って下さっていることでしょう。


[期間] 12月9日(金)~12月14日(水)
[開館時間] 10:00から19:00まで ※12月14日(水)は18:00終了
[入場料] 無料