2017年6月9日金曜日

【第1展示室】 ガラスアートと面の共演 二人展 / 桂 躍龍・香月(工芸)

ただいま第1展示室では「ガラスアートと面の共演 二人展 」が開催されています。
こちらは 桂 躍龍・香月ご夫妻による二人展で、躍龍さんは面を、
香月さんはガラス作品を出展されています。
















面は、能で用いられる小面(こおもて)や般若などに加え、創作面が展示されています。
ものづくりが好きだったという躍龍さんは、10年前に能面師・中煒 能翔様に師事され、
面の制作を始められました。現在、煒翔会の会員でいらっしゃいます。
お話を伺ったところ、
「もともと能に興味があったわけではなくて、師匠の面に出会ったのをきっかけに始めました。
面は人の内面のいろいろな感情を表すこともあって、それぞれの心情を想像しながら打つのですが、
鬼などの極端な顔よりも、静かな表情の面の方が難しく感じますね。
少しのことで顔つきが変わってしまいますし、また、微妙な動きや角度で表情が変化して
見えるものが良い面と言われています」
また、創作面にはご自身と香月さんのお顔をモデルにした作品もあり(そっくりです!)
ご覧になったお客様が驚く場面も。



























そして、香月さんが手がけておられるのは、ヒュージングという技法で制作されたガラス作品。
ミルフィオリという花をかたどった小さなパーツをくみあわせ、窯で焼いて成形します。
ガラスならではの輝きと美しさが会場に華やかな印象を与えています。
ステンドグラスからガラス作品の制作を始めたという香月さんに、ガラスアートの楽しみを伺いました。
「ヒュージングは独学で始めました。釜に入れて加熱するのですが、
焼き具合によって模様の出かたも発色も変わる、その予想のつかなさや色々なガラスの
組み合わせで自由に作れるところが楽しいですね。」とのこと。
どれひとつとして同じものはなく、ぽってりと飴細工のような愛らしさが感じられる
ガラスをひとつひとつ見ていると、あっという間に時間がたってしまうようです。

















今年の9月からは、桂 躍龍さんによる面制作を楽しむ会「YAKURYU面工房」を
主宰される予定だそうです。
ホームページ等は準備中とのことですが、会場にチラシがありますのでご興味のある方は
お声がけされてみてはいかがでしょうか?

どうぞお誘い合わせのうえお越しください。



[期間] 6月2日(金)~6月7日(水)
[開館時間]10:00から19:00まで ※6月7日(水)は18:00終了
[入場料] 無料